企画展示　その弐

～「めくり」ブームは、時空を超えて～

「めくり」に夢中なのは江戸っ子ばかりでは有りません。遠い異国の地や歴史上の人物、狐や化け物、果ては地獄の鬼共までが「めくり」に熱中しています。


『鬼の趣向草(おにのしこぐさ)』　安永七年(1778)	『金平異国巡(きんぴらいこくめぐり)』　安永八年(1779)

『夜野中狐物(よのなかこんなもの)』　安永九年(1780)	『近頃島めぐり(ちかごろしまめぐり)』　安永九年(1780)

『朝比奈唐子遊(あさいなからこあそび)』　天明元年(1781)	『化物通人の寝言(ばけものつうじんのねごと)』　天明二年(1782)

『吉備能日本智恵(きびのよいにっぽんのちえ)』　天明四年(1784)	同左

『為朝飛島巡(ためともとんだしまめぐり)』　天明五年(1785)	『三河島御不動記(みかわじまごふどうき)』　寛政元年(1789)

『花東頼朝公御入(はなのえどよりともこうおんいり)』　寛政元年(1789)	同左

『冷哉汲立清水記(ひゃっこいくみたてせいすいき)』　寛政二年(1790)