@A及びBに描かれたカルタのデザインは、他に類を見ない特殊な物です。独立した二つの作品に見られる事から、実際にこの様なデザインのカルタが存在したと考えて良いでしょう。
C〜H迄はカルタ紋様を施した鼓胴です。特にCには絵札が多く見られ、古いカルタのデザインを知る為の貴重な資料と言えます。C-b「釈迦十」に描かれた小さな竜の姿にもご注目下さい。
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@カルタ蒔絵重箱 『ブック・オブ・ブックス 日本の美術38 日本の漆工』小学館1975 |
A同左 『南蛮漆芸』美術出版社1971 |
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Bカルタ紋様蒔絵手焙 滴翠美術館蔵 『童遊文化史 別巻』東京書籍1980 |
Cカルタ紋様蒔絵鼓胴 |
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C-a同前拡大図 「オウルの十」 |
C-b同前拡大図 「パウの十(釈迦十)」 |
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C-c同前拡大図 「オウルの馬」 |
C-d同前拡大図 「コップの切」 |
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Dカルタ紋様蒔絵鼓胴 南蛮文化館蔵 『ブック・オブ・ブックス 日本の美術34 南蛮美術』小学館1974 |
E同左 『特別展 南蛮文化』たばこと塩の博物館1981 |
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Fカルタ紋様蒔絵鼓胴 京都国立博物館蔵 『蒔絵 漆黒と黄金の日本美』淡交社1997 |
Gカルタ紋様蒔絵鼓胴 『王朝のあそび』朝日新聞社1988 |
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Hかるた図小鼓胴 個人蔵 『特別展 南蛮 東西交流の精華』堺市博物館2003 |
Iかるた象嵌鐙 南蛮博物館蔵 (カルタ裏に「大坂九太郎町六右衛門」と有り) 『日本の博物館5 大航海時代の日本[南蛮博物館]』
講談社 昭和56年 |